医学部予備校とはいったいどのような予備校でしょうか。
医学部合格を目指す予備校とはいえ、他の予備校とは何が違うのでしょうか。
実績?合格率?学費?医学部予備校に行かないと医学部合格できないの?
おすすめの医学部予備校を紹介しながら、医学部予備校について解説します。
医学部予備校とは。学習環境や指導スタイル
医学部予備校とは、その名前の通り、医学部受験専門を掲げている予備校になります。
特に医学部予備校は私立大学医学部への合格を目指したカリキュラムをとっている予備校が多く、とにかく医学部合格を目指すため、受験大学や志望大学についても、生徒一人一人の得意科目や得意分野などに合わせてガイドし、決めてくれますよ。
学習環境は非常に整っていることが多く、自習室や食堂や寮など、生徒がストレスなく過ごせるように整備されています。
個別指導もしくは少人数制授業を行う医学部予備校が多く、駿台などの大手予備校よりはもちろんのこと、一般的な個人塾よりも密に生徒と関わってくれる講師・チューターが多いので、メンタル面のケアまでしてくれます。
学費・費用の相場と高額になりがちな理由
生徒がストレスなく過ごせるような環境と、寮や食堂の設備、さらに、医学部に絶対合格できるようなカリキュラム編成、さらにほとんどがマンツーマン授業であるため、医学部予備校の学費はかなり高額です。
しかしその分、本当に親身に接してくれるスタッフや、苦手分野の克服、受験校の決定からホテルの予約、小論文の添削や面接の練習まで本当にいたれりつくせりな環境が整っています。
オンライン専門の医学部予備校などでは値段の安いところもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。
医学部予備校の合格・進学実績は高い?
医学部予備校ともなると、医学部の合格率、進学実績は高いのでしょうか。
これは一概には言えません。
医学部予備校にも様々ありますから、進学実績の高いところと低いところが混在しています。
進学実績の高いところだと、学生の合格率は8割や9割にも上りますよ。
医学部受験は情報が命。
医学部合格するためには情報を集めることが必要だと言われています。
合格率の高い予備校=情報量が多い予備校には違いありません。
入塾テスト。入学前に学力は必要?
医学部予備校には、入塾テストを設けているところも一部あります。
高校生は、これらのテストは判定がそこまで高いことはあまりなく、それが入塾できないことにつながることはほとんどありません。
浪人生となると、やはり上のクラスに入っておきたい気持ちがあることだと思います。
でも心配はいりません。
医学部予備校は、あと一歩合格に届かない受験生ではなく、医師に本当になりたい、偏差値ランキングでみると低い大学の医学部でもよいから医学部に合格したいという生徒を一番に対象としているので、最初に行われる入塾テストは、ただその人が現状どのくらいの学力があるのかを見ているだけであることが多いです。
医学部予備校もクラス分けってある?
河合塾などの大手予備校にはクラス分けが当たり前にありますよね。
医学部予備校でもクラス分けはあるのでしょうか。
医学部予備校には、クラス分けのある予備校とない予備校があります。
主にクラス分けよりもコース分けがはっきりしていることが多く、どのレベルの医学部に合格したいかや個別指導がいいか集団授業がいいか、その割合はどれくらいかによって分かれるので、その生徒の学力というわけではありません。
さらに、完全マンツーマンの場合、志望大学や受験生のレベルなど関係ありませんから、そもそもコース、クラス分けがないことも多くあります。
偏差値40台の受験生でも合格できる?
この記事を見ている受験生に、偏差値が現在40台なんて受験生もいることと思います。
それでも医師になりたい、医学部に合格したいと思っている受験生へ。
医学部の偏差値ランキングのサイトや記事をみると、偏差値は60から70にも及びますが、現在偏差値が40台の受験生でも、医学部に合格できる可能性は十分にあります。
医学部予備校の合格実績サイトなどを見ていると、そのような偏差値が40台だったにも関わらず医学部に合格し、医師になる道を歩んでいった先輩が多くいることに気が付くと思います。
このような人こそ、志望大学や受験大学を受験生一人一人の得意分野、苦手科目などに合わせて考えてくれる上に、情報をたくさんあつめてそれぞれの受験生にあったカリキュラム、勉強方法を組んでくれるような医学部予備校が向いているのです。
勉強を何から始めたらいいのか分からない、受験大学に悩んでいる、医学部受験について一切の情報がない、など不安の多いひとはぜひ医学部予備校に通うことをおすすめします。
おすすめの医学部予備校を紹介
多浪・再受験に強い【四谷メディカル】
四谷メディカルは、偏差値が30台でも、多浪生でも、再受験生でも医学部に合格させることをモットーにしている医学部予備校です。
1クラス10名の少人数制授業で、講師が朝から夜までずっと密に指導を行ってくれます。
大学生が行うゼミのような制度もあり、生活面やメンタル面など様々な悩みにもすぐに対応してくれる環境が整っています。
医学部受験に絶対の自信があるからこそ掲げられる「合格責任制度」では、合格できなかった場合に返金を行ってくれますので、学費が心配な人もぜひ検討してください。
合格体験記を読んでも、逆転合格をした人の多さがうかがえます。
私立大学医学部専門の【メルリックス学院】
メルリックス学院は、2022年度は私立大学医学部に198名もの合格者を出している医学部予備校です。
私立大学医学部への合格実績が高く、医学部受験に関する情報を一般にも公開してくれている親切な予備校ですよ。
この実績の高さは、メルリックス独特の面倒見のよさから成り立っています。
環境整備はもちろんのこと、生徒第一主義から、生徒の体調やメンタルまでしっかりと守ってくれます。
医師に本気でなりたい受験生を応援してくれる医学部予備校。
学費はが月謝制であることからも、その親切さが感じられると思います。
大阪の人気専門予備校【メビオ】
メビオは医学部受験専門の予備校をはじめてもう42年もたつ医学部予備校です。
やはり情報量の多さと経験値から、合格実績は非常に高く、創設時からの医学部合格者はのべ5,192名にも上るそうです。
1クラス7名前後の少人数制授業で、1コマはなんと3.5時間。
非常に多くの講師が常に予備校に滞在しているため、いつでもどこでも質問、相談できます。
大学別の対策テキスト、大学別の模試など、本当に医学部に合格するための材料がメビオには備わっています。
まとめ
今回の記事では、医学部予備校について詳しく解説を行うのと同時に、おすすめの医学部予備校について解説しました。
他の記事では、さらに多くの医学部予備校を紹介していますので、ぜひ読んで参考にしてみてください。